— 部長の挨拶 —
皆さん、こんにちは。東京大学運動会軟式野球部長の福留東土です。私は1992年文科Ⅱ類入学の軟式野球部OBで、現在、教育学部の教授をしています。
軟式野球部の最大の魅力は野球を通して素晴らしい仲間と出会えるところにあります。試合に勝利するという共通の目標に向かって、互いに協力し、励まし合い、競い合う中で育まれる友情は何ものにも代えがたいものがあります。この部で培ったチームワーク、仲間を思いやりながら自分自身も成長していく経験はその後の人生のあらゆる側面で活かされていると、OBである私自身、強く感じています。野球には九つの異なるポジションがあり、走・攻・守という3つの側面があります。自分の長所を活かせるポジションに就いて、異なる長所を持つ他のメンバーと助け合いながら試合に臨めるのは大きな魅力です。
軟式野球部のもう一つの特徴を挙げるとすれば、試合での勝利とリーグ戦での優勝を明確な目標として、日々の練習に励むことができることです。ここ数年、東京六大学リーグ戦のほとんどで我が部はAクラス入りしています。これまで東京六大学リーグ戦で6回の優勝を果たしました。2017年秋季リーグ優勝後は東日本大会でベスト8に勝ち進みました。2012年の春季リーグ4回目の優勝時は、日経新聞電子版に「「強い東大」優勝なるか:もう一つの東京六大学野球」の連載記事が掲載されました。
軟式野球は、個人とチームの創意工夫で体力差を補うことのできるスポーツです。選手たちは、どうすれば試合に勝つことができるのか、日々知恵を絞っています。ここに我が部で野球に取り組むもう一つの魅力があります。
また、女子マネージャーも募集しています。練習の工程管理やサポート、試合の記録、部とリーグ運営の役割を担い、選手と一体となって勝利を目指す喜びを味わうことができます。
選手、マネージャーとも、もちろん、勉学、アルバイトや他の学生生活との両立が問題なく可能です。大学で熱い日々を求めている皆さん、ぜひ軟式野球部の門をたたいてみてください。心からお待ちしています!